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呻吟語 / 内篇・應務・其の量は較ぶる所の人と相去ること幾何ぞ

區區與人較是非,其量與所較之人相去幾何?

新字:区区与人較是非,其量与所較之人相去幾何?

書き下し

區區として人と是非を較ぶるは、其の量は較ぶる所の人と相去ること幾何ぞ。

現代語訳

こせこせと人と是非を比べ合うなら、その度量は比べている相手とどれだけ隔たっているでしょうか。

解説

言い争っている時点で、相手と同じ高さに降りていると指摘します。正しさの中身ではなく、争っている事実そのものを証拠にするのが鋭いところです。前に出てきた、双方が怒れば小人二人と同じだという段と同じ構えで、こちらは度量の比較という形で問われます。言い返す前に思い出すべき一行です。言い返す前に、思い出すべき一行になっています。

この章句が説くこと

論争度量同化証拠比較

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