韓非子 / 孤憤第十一
疏遠を以て信愛と爭えば、其の數、勝たざるなり。…一口を以て一國と爭えば、其の數、勝たざるなり。
新字:疏遠を以て信愛と争えば、其の数、勝たざるなり。…一口を以て一国と争えば、其の数、勝たざるなり。
書き下し
疏遠を以て信愛と爭えば、其の數、勝たざるなり。…一口を以て一國と爭えば、其の數、勝たざるなり。
現代語訳
新参者(疏遠)が、君主のお気に入り(信愛)と争っても、道理として勝てない。…個人の声(一口)で、組織全体(一國)と争っても、道理として勝てない。
解説
改革派(法術の士)が既得権益層(重人)に勝てない五つの構造的不利。①新参者vsお気に入り、②よそ者vs古株、③耳の痛い話vsイエスマン、④地位が低いvs地位が高い、⑤個人の声vs組織全体の声。改革がいかに正しくても、この「政治力学」を理解しないと必ず負ける。
この章句が説くこと
政治力学構造的不利改革の難しさ新参者既得権益
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