韓非子 / 十過第十
貪愎にして利を喜むは、則ち國を滅ぼし身を殺すの本なり。
新字:貪愎にして利を喜むは、則ち国を滅ぼし身を殺すの本なり。
書き下し
貪愎にして利を喜むは、則ち國を滅ぼし身を殺すの本なり。
現代語訳
貪欲で自分の意見を押し通し、利益ばかりを喜ぶことは、国を滅ぼし自らを殺す原因となる。
解説
智伯が強欲さ(貪)と傲慢さ(愎)から、韓・魏から土地を強要し、さらに趙も滅ぼそうとした結果、韓・魏に裏切られ滅亡しました。 リーダーが市場シェアや利益を貪欲に追求し、他社の領域を過度に侵害したり、協業パートナーに無理な要求を押し付けたりすると、一時的に成功しても、やがて「包囲網」を敷かれ、破滅を招く危険性を示唆します。
この章句が説くこと
傲慢(Hubris)ステークホルダーWin-Win持続可能性過度な要求
関連する章句
-
老子 第13章寵辱若驚,貴大患若身。何謂寵辱若驚?寵為下,辱為上,得之若驚,失之若驚。何謂貴大患若身?吾所以有大患者,必吾有身。及吾無身,吾有何患?
-
老子 第24章企者不立;跨者不行;自見者不明;自是者不彰;自伐者無功;自矜者不長。其在道也,曰餘食贅行。物或惡之,故有道者不處。
-
『韓非子』解老第二十人福有れば...驕心生じ、驕心生ずれば則ち行い邪僻にして動くこと理を棄つ。...禍の本は福有るに生ず。
-
『韓非子』說林上二十二將に之を敗らん欲せば、必ず姑く之を輔けよ。將に之を取らんと欲せば、必ず姑く之に予えよ。
-
論語 衛霊公篇子曰:由,誨女知之乎。知之為知之,不知為不知,是知也。
-
論語 泰伯篇子曰:仁者壽。