韓非子 / 十過第十
小忠を行うは、則ち大忠の賊なり。
書き下し
小忠を行うは、則ち大忠の賊なり。
現代語訳
目先の小さな思いやり(小忠)を実行することは、組織全体への大きな忠誠(大忠)を害する賊となる。
解説
部下への一時的な優しさや温情が、組織の規律や長期的な目標達成を妨げるケースを指します。喉が渇いた上官に酒を与えた兵(豎穀陽)の行動 は一見親切(小忠)ですが、結果として上官(司馬子反)を酔わせ任務不能にし、軍全体(大忠)を危険に晒しました。 リーダーは時に、個人的な情よりも組織全体の規律や成果を優先する「非情な配慮」が求められます。
この章句が説くこと
規律非情な配慮パフォーマンス管理組織の目的短期的視点vs長期的視点
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