韓非子 / 二柄第七
刑名者,言與事也。爲人臣者陳而言,君以其言授之事,專以其事責其功。功當其事,事當其言,則賞;功不當其事,事不當其言,則罰。
新字:刑名者,言与事也。為人臣者陳而言,君以其言授之事,専以其事責其功。功当其事,事当其言,則賞;功不当其事,事不当其言,則罰。
書き下し
功、其の事に當り、事、其の言に當れば、則ち賞し、功、其の事に當らず、事、其の言に當らざれば、則ち罰す。
現代語訳
功績が仕事内容に合致し、仕事内容が発言に合致していれば賞し、功績が仕事内容に合致せず、仕事内容が発言に合致していなければ罰する。
解説
臣下が申し出た言葉どおりに君主が仕事を割り振り、その仕事に対する成果だけを厳しく問う、という考え方です。成果が仕事の内容に見合い、仕事の内容が申し出た言葉に見合っていれば褒美を与え、成果が仕事に見合わず、仕事が申し出た言葉に見合っていなければ罰する、と説かれています。つまり評価の基本は、口にした計画どおりに実際に取り組み、きちんと成果を出す、という三つがそろっているかどうかです。このどれかが欠ければ、たとえば口先だけで実行が伴わない、実行はしたが成果が出ないといった場合、評価を下げるべきだということになります。これは会社の仕事の進め方に限らず、家庭で今日中に片付けると言ったことを本当に片付けたか、地域の当番で引き受けた役目を最後までやり遂げたかを見るときにも当てはまる、とても実用的な物差しです。
この章句が説くこと
評価基準成果主義言行一致コミットメントMBO
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