韓非子 / 問辯第四十一
今言を聴き行を観るに、功用を以て之が的と為さずば、言至察と雖も、行至堅と雖も、則ち妄に發するの説ならん。
新字:今言を聴き行を観るに、功用を以て之が的と為さずば、言至察と雖も、行至堅と雖も、則ち妄に発するの説ならん。
書き下し
今言を聴き行を観るに、功用を以て之が的と為さずば、言至察と雖も、行至堅と雖も、則ち妄に發するの説ならん。
現代語訳
今、部下の発言や行動を評価する際に、「(組織への)貢献や成果(功用)」を明確な基準(的)としなければ、その発言がいかに鋭く(至察)、その行動がいかに固い信念(至堅)に基づいていたとしても、それは(組織にとっては)的のない矢を射るような、無意味なもの(妄に發するの説)である。
解説
組織における評価は、個人の「能力の高さ(察)」や「信念の強さ(堅)」ではなく、あくまで「組織の成果への貢献(功用)」を絶対的な基準(的)としなければならない。成果に結びつかない「鋭い分析」や「立派な信念」は、組織にとっては自己満足(妄)に過ぎない。
この章句が説くこと
成果主義評価基準KGIKPI功利主義目的と手段
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