韓非子 / 存韓第二
邊鄙殘、國固守、鼓鐸之聲、盈於耳、而乃用臣斯之計、晩矣。
新字:辺鄙残、国固守、鼓鐸之声、盈於耳、而乃用臣斯之計、晩矣。
書き下し
邊鄙殘われ、國固守して、鼓鐸の聲、耳に盈ちて、而して乃ち臣斯の計を用いんとするも晩からん。
現代語訳
国境が破られ、城に立てこもり、戦いのドラの音が耳に鳴り響くようになってから、私の策を用いようとしても、もう手遅れです。
解説
リーダーの最も重要な仕事の一つは、危機が顕在化する前に決断することです。問題が「誰の目にも明らか」(鼓鐸の聲、耳に盈ちて)になってからでは、打てる手は限られています。耳の痛い報告(臣斯の計)であっても、それが将来のリスクを指摘するものであれば、手遅れ(晩からん)になる前に決断・実行しなければなりません。
この章句が説くこと
決断のタイミング先見性プロアクティブ手遅れ危機管理早期警告
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