韓非子 / 存韓第二
臣恐陛下淫非之辯、而聽其盜心、因不詳察事情。
新字:臣恐陛下淫非之弁、而聴其盗心、因不詳察事情。
書き下し
臣恐る、陛下の非の辯に淫して、而して其の盗心に聴き、因りて事情を詳察せざらんことを。
現代語訳
臣(私)が恐れるのは、陛下が(韓非子の)巧みな弁舌に惑わされ、彼の私的な下心(盗心)に耳を貸し、その結果、物事の真相(事情)を詳細に調査しなくなることです。
解説
リーダーは、部下や外部からの提案(非の辯)がどれほど魅力的であっても、その表面的な言葉だけに流されてはいけません。提案者の隠れた意図(盗心)はないか、その主張は客観的な事実(事情)に基づいているかを冷静に「詳察」する(=デューデリジェンスを行う)必要があります。弁舌に惑わされず、事実とデータに基づいて判断することが不可欠です。
この章句が説くこと
デューデリジェンスファクトベース意思決定批判的思考バイアスデータドリブン
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