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韓非子 / 八經第四十八

臣主之利異者王、以為同者劫、與共事者殺。

新字:臣主之利異者王、以為同者劫、与共事者殺。

書き下し

臣主の利を異にするを知る者は王たるべく、以て同と為す者は劫され、與に事を共にする者は殺さる。

現代語訳

臣下(部下)と君主(経営者)の利害は異なると知っている者は王となれる。利害が同じだと思い込む者は脅かされ、(利害を混同して)事を共にする者は殺される。

解説

経営者(主)の利益(会社全体の長期的利益)と、従業員(臣)の利益(給与、昇進、保身)は、本質的に異なる(利を異にす)ことを認識するのが経営の出発点。従業員も経営者と同じ目線のはずだ(利を同と為す)と思い込むと、裏切られたり(劫)、利害の対立で破滅(殺)したりする。インセンティブ設計やガバナンスの必要性はここにある。

この章句が説くこと

利益相反エージェンシー問題インセンティブ設計ガバナンス性悪説

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