韓非子 / 八經第四十八
有道之主、聽言督其用、課其功、功課而賞罰生。故無用之辯、不留於朝。
新字:有道之主、聴言督其用、課其功、功課而賞罰生。故無用之弁、不留於朝。
書き下し
有道の主は、言を聴きて、其の用を督し、其の功を課す、功課して賞罰生ず、故に無用の辯は朝に留らず。
現代語訳
道理を知る君主は、言葉を聞いてその効用を求め、その功績を課す。功績を査定して賞罰が生まれる。ゆえに無駄な弁論は朝廷に留まらない。
解説
道理を知る君主は、人の言葉を聞いたなら、その言葉が実際にどう役立つのかを問いただし、それにふさわしい働きを求めます。働きぶりを検証したうえで、初めて褒美と罰を与える、と韓非は言います。だからこそ、役に立たない口先だけの弁舌は、朝廷に居場所を持てません。これは今の会議にもそのまま当てはまります。誰かが立派な提案をしたら、それをどうやって実行するのか、何を実現するのかまで必ず問い、実際の結果を見てから評価する。これを徹底すれば、口ばかりで中身のない発言は自然と減っていきます。家庭での約束事や、地域の話し合いでも同じで、言いっぱなしにせず、実行と結果まで確かめる習慣が、着実に物事を進める力になります。
この章句が説くこと
実行力成果主義KPI信賞必罰PDCA言行一致
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