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韓非子 / 外儲說左上第三十二

畫くこと孰か最も難き者ぞ。曰く、犬馬最も難し。...孰か最も易き者ぞ。曰く、鬼魅最も易し。...夫れ犬馬は、人の知る所なり...故に難し。鬼魅は形無き者にして...故に之を易しとするなり。

新字:画くこと孰か最も難き者ぞ。曰く、犬馬最も難し。...孰か最も易き者ぞ。曰く、鬼魅最も易し。...夫れ犬馬は、人の知る所なり...故に難し。鬼魅は形無き者にして...故に之を易しとするなり。

書き下し

畫くこと孰か最も難き者ぞ。曰く、犬馬最も難し。...孰か最も易き者ぞ。曰く、鬼魅最も易し。...夫れ犬馬は、人の知る所なり...故に難し。鬼魅は形無き者にして...故に之を易しとするなり。

現代語訳

(斉王が画家に尋ねた)「何を描くのが最も難しいか?」画家「犬や馬です」。「では最も易しいのは?」画家「鬼や妖怪です」。犬や馬は誰もが知っており(ごまかせない)、...故に難しい。鬼や妖怪は誰も見たことがなく(形がない)、...故に易しい。

解説

経営において「犬馬」とは、既存事業の改善や日々の業務オペレーションなど、誰もが知っていて(ごまかしが効かず)、成果が明確にわかる仕事です。逆に「鬼魅」とは、新規事業やDX、社内スローガンなど、誰も正解を知らず(形無き者)、評価基準が曖昧で、それらしく見せやすい仕事です。リーダーは「鬼魅」を描く(語る)部下より、「犬馬」を(地味でも)確実に描ける部下を評価する目を持つ必要があります。

この章句が説くこと

評価基準既存事業と新規事業実務と空論ごまかし具体性

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