韓非子 / 難三第三十八
仲尼の對は、亡國の言なり。 ... 夫れ三公に對うるに、一言にして三公以て患無かる可きは、下を知るの謂なり。
新字:仲尼の対は、亡国の言なり。 ... 夫れ三公に対うるに、一言にして三公以て患無かる可きは、下を知るの謂なり。
書き下し
仲尼の對は、亡國の言なり。 ... 夫れ三公に對うるに、一言にして三公以て患無かる可きは、下を知るの謂なり。
現代語訳
孔子の(相手によって変えた)回答は、国を滅ぼすアドバイスだ。... そもそも三人の君主に対し、ただ一言で(根本的な)問題を解決できるものが(あるとすれば)、それは「部下の実態を(システムで)把握すること」である。
解説
組織の問題は、表面的・状況的に(例:「無駄遣いだ」→「節約しろ」)対処しても解決しない。リーダーの仕事は、属人的な判断(「賢者を選べ」)や精神論(「倹約しろ」)に頼るのではなく、「部下(組織)の実態を正確に把握する仕組み(下を知る)」を構築することである。客観的な功績(功)とルール違反(姦)を把握するシステムさえあれば、全ての(財政、人事、反乱)問題は自動的に解決に向かう。
この章句が説くこと
仕組み化客観的評価対症療法vs根本治療データ駆動マネジメントシステム