導師導古典を学びたいすべての人に 法人向けワークシート法人向けワークシート

韓非子 / 外儲説右上第三十四

吳起之出愛妻、文公之斬顛頡、皆違其情者也。

新字:呉起之出愛妻、文公之斬顛頡、皆違其情者也。

書き下し

吳起の愛妻を出だせる、文公の顛頡を斬れるは、皆な其の情に違える者なり。

現代語訳

呉起が愛する妻を離縁したことや、文公が寵愛する顛頡を斬ったことは、皆、私情に反して(法を適用した)ものである。

解説

呉起は愛する妻を離縁し、文公は寵愛していた家来の顛頡を処刑しました。どちらも、自分の情に反してでも決まりを貫き通した例です。人の上に立つ人が決まりごとを本当に行き渡らせようとするなら、身内や親しい人にだけ甘くする気持ちを断ち切り、誰に対しても分け隔てなく厳しく向き合う覚悟が要ります。我が子だから、長年の友だから、家族だからと特別扱いを続けていると、決まりはいつの間にか形だけのものになり、周りの人たちは「結局は縁故がものを言う」と冷めていきます。身内に厳しくできてはじめて、他の人にも決まりを守らせる説得力が生まれるのです。

この章句が説くこと

ルール徹底公平性信賞必罰私情規律

関連する章句

古典の入門書『人生の教科書』の表紙

人生の答えは、ぜんぶ古典に書いてあった。

古典の入門書『人生の教科書』(PDF)と、師導の全機能1か月がセットで700円。二十四の悩みに、論語・老子・孫子から徒然草・五輪書までが答えます。

本の中身を見る
古典の入門書『人生の教科書』(PDF)+師導1か月=700円 本を見る