韓非子 / 外儲說左上第三十二
子盛壯成人,其供養薄,父母怒而誚之。子、父,至親也,而或譙或怨者,皆挾相爲而不周於爲己也。夫買庸而播耕者,主人費家而美食,調布而求易錢者,非愛庸客也,曰:如是,耕者且深,耨者熟耘也。庸客致力而疾耘耕者,盡巧而正畦陌者,非愛主人也,曰:如是,羮且美,錢布且易云也。此其養功力,有父子之澤矣,而心調於用者,皆挾自爲心也。
新字:子盛壮成人,其供養薄,父母怒而誚之。子、父,至親也,而或譙或怨者,皆挟相為而不周於為己也。夫買庸而播耕者,主人費家而美食,調布而求易銭者,非愛庸客也,曰:如是,耕者且深,耨者熟耘也。庸客致力而疾耘耕者,尽巧而正畦陌者,非愛主人也,曰:如是,羮且美,銭布且易云也。此其養功力,有父子之沢矣,而心調於用者,皆挟自為心也。
書き下し
夫れ庸を賣いて播耕する者は、主人家を費やして食を美にし...庸客力を致して疾く耘耕し...皆な自ら為にするの心を挟めばなり。
現代語訳
雇われて耕作する者は、主人が費用をかけて食事を美味しくしてくれることを望み、雇われ人は全力を尽くして早く草取りや耕作を行う。これは皆、自分の利益のためという心を持っているからである。
解説
経営者と従業員の関係は、「愛情」や「忠誠心」といった感情論ではなく、純粋な「利害(自ら為にする)」に基づいているという原則です。従業員が最高のパフォーマンスを発揮するのは、会社を愛しているからではなく、そうすることが自分の利益(報酬、評価、キャリア)につながるからです。リーダーは、この「利害」を正しく設計(インセンティブ設計)する責任があります。
この章句が説くこと
インセンティブ動機付け利害の一致Win-Win契約関係性悪説
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