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韓非子 / 說林下二十三

漁者は鱧を持ち、婦人は蠶を拾う。利の在る所、皆な孟賁・諸と為る。

書き下し

漁者は鱧を持ち、婦人は蠶を拾う。利の在る所、皆な孟賁・諸と為る。

現代語訳

漁師は(蛇に似た)ウナギを掴み、婦人は(青虫に似た)蚕を拾う。利益(利)のあるところでは、人は皆(蛇や青虫への恐怖を克服し)孟賁や専諸のような勇者になる。

解説

「インセンティブ(利)」の力強さを示す教えです。人は通常、蛇や青虫を恐れますが、それが「利益(漁獲、絹)」に変わる瞬間、恐怖を克服して掴みに行きます。組織において、社員が困難な仕事や嫌な仕事を避けるのは当然ですが、そこに明確な「利益(インセンティブ、評価、報酬)」があれば、人は勇者(孟賁)のようにその仕事に取り組むようになります。

この章句が説くこと

インセンティブ動機付け恐怖と利益行動経済学報酬

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