韓非子 / 外儲說左上第三十二
宋人に燕王の為に棘刺の端を以て母猴を為らんと請う者有り。...王因て囚えて之を問うに、果して妄なり。
書き下し
宋人に燕王の為に棘刺の端を以て母猴を為らんと請う者有り。...王因て囚えて之を問うに、果して妄なり。
現代語訳
宋の人で、燕王のために「イバラの棘の先端に猿を彫ってみせましょう」と申し出た者がいた。...王は(側近の助言で)彼を捕らえて問いただすと、やはり嘘であった。
解説
「棘の先に猿を彫る」という、検証が極めて困難(半年の精進が必要、特定の条件下でしか見えないなど)な目標を掲げる詐欺師の話です。部下が「壮大だが検証不可能なビジョン」や「測りにくい成果」を語る時、リーダーはそれを鵜呑みにせず、実現可能性や検証方法(客の削を観よ)を冷静に問いただす必要があります。
この章句が説くこと
検証可能性KPI大言壮語ハッタリ客観的基準プロジェクト管理