韓非子 / 外儲說左上第三十二
謳癸倡,行者止觀,築者不倦。王聞,召而賜之。對曰:「臣師射稽之謳又賢於癸。」王召射稽使之謳,行者不止,築者知倦。王曰:「行者不止,築者知倦,其謳不勝如癸美,何也?」對曰:「王試度其功。」癸四板,射稽八板;
新字:謳癸倡,行者止観,築者不倦。王聞,召而賜之。対曰:「臣師射稽之謳又賢於癸。」王召射稽使之謳,行者不止,築者知倦。王曰:「行者不止,築者知倦,其謳不勝如癸美,何也?」対曰:「王試度其功。」癸四板,射稽八板;
書き下し
(謳癸)行く者止まりて觀、築く者倦まず。...(射稽)行者止まらず、築く者倦むを知る。...王試みに其の功を度れ。...癸は四板...射稽は八板なり。
現代語訳
通行人は立ち止まって見物し、壁を築く作業員は疲れなかった。射稽が歌うと、通行人は立ち止まらず、作業員は疲れを感じた。王が試しに彼らの功績を測定したところ、謳癸は四板、射稽は八板(の壁を築いていた)。
解説
パフォーマンスの評価は、見た目の人気や雰囲気(行く者止まりて觀)ではなく、客観的な成果(八板)で測るべきだという教訓です。謳癸は人気があり(エンターテイナー型)、射稽は地味だが成果(生産性)を2倍にしました。リーダーは、部下の評価において「人気」や「アピールの上手さ」に惑わされず、定量的な「成果」を正しく把握する必要があります。
この章句が説くこと
成果主義人事評価定量評価人気と実力パフォーマンス管理生産性
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