韓非子 / 大體第二十九
如此,故天下少不可。上不天則下不遍覆,心不地則物不必載。太山不立好惡,故能成其高;江海不擇小助,故能成其富。
新字:如此,故天下少不可。上不天則下不遍覆,心不地則物不必載。太山不立好悪,故能成其高;江海不択小助,故能成其富。
書き下し
太山は好惡を立てず、故に能く其の高を成す。江海は小助を擇ばず、故に能く其の富を成す。
現代語訳
泰山は(土砂の)好き嫌いをしないからこそ、あの高さを成し遂げている。大河や海は(小さな流れを)選り好みしないからこそ、あの豊かさを成し遂げている。
解説
リーダーの度量と組織の多様性の重要性を示しています。リーダーが個人的な好き嫌い(好惡)で部下を選別すれば、組織は高くなりません(多様な人材が集まらない)。小さな意見や才能(小助)を拒絶すれば、組織は豊かになりません。多様な人材・意見を受け入れる公平無私な姿勢こそが、偉大な組織(太山・江海)を作ります。
この章句が説くこと
ダイバーシティ公平性好き嫌いの排除度量インクルージョン
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