韓非子 / 大體第二十九
縄の外に引かず、縄の内に推さず、法の外に急にせず、法の内に緩くせず。
書き下し
縄の外に引かず、縄の内に推さず、法の外に急にせず、法の内に緩くせず。
現代語訳
(墨)縄の外側だからといって(良しとして)引っ張らず、内側だからといって(ダメだと)押し戻さない。ルール(法)の範囲外のことを急いでやらせず、ルールの範囲内のことを怠けさせない。
解説
ルール(法・縄)の運用は、厳格かつ公平でなければならないという教えです。リーダーの主観でルールを厳しく解釈したり(内に推す)、甘く解釈したり(外に引く)してはなりません。定められた基準を、例外なく淡々と適用することが組織の規律を保ちます。
この章句が説くこと
公平性ルール運用厳格な適用一貫性コンプライアンス