韓非子 / 說林下二十三
伯樂教其所憎者相千里之馬,教其所愛者相駑馬。千里之馬時一,其利緩;駑馬日售,其利急。
新字:伯楽教其所憎者相千里之馬,教其所愛者相駑馬。千里之馬時一,其利緩;駑馬日售,其利急。
書き下し
千里の馬は時に一有るを以てして、其の利緩く、駑馬は日々に售れて、其の利は急なり。
現代語訳
千里を走る名馬は、たまに一頭現れるだけで(取引が稀で)、その利益はゆっくりとしか入らない。一方、駄馬は毎日売買され、その利益はすぐ手に入る。
解説
ビジネスモデルの「利益率」と「回転率」のトレードオフを示しています。「千里の馬」は、一発は大きいが稀にしか現れない「イノベーション」や「大型案件」(ハイリスク・ハイリターン)です。「駄馬」は、利益は小さいが確実に毎日売れる「消耗品」や「安定事業」(ローリスク・ハイフリークエンシー)です。どちらが優れているかではなく、どちらのビジネスモデルを選ぶかという戦略の問題です。
この章句が説くこと
ビジネスモデル利益率と回転率イノベーション安定収益薄利多売
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