韓非子 / 說林上二十二
夫れ人の言を以て我に善くせば、必ず人の言を以て我を罪せん。
書き下し
夫れ人の言を以て我に善くせば、必ず人の言を以て我を罪せん。
現代語訳
(側近の)他人の言葉(取り成し)によって私を厚遇してくれる(リーダー)ならば、必ず(別の)他人の言葉(讒言)によって私を罰するだろう。
解説
リーダーが客観的な事実や実力ではなく、側近の「取り成し」や「讒言」といった「他人の言葉(評判)」に基づいて人事や評価を決定することの危険性です。このようなリーダー(組織)は、公平な判断軸を持たず、ゴシップや社内政治に左右されるため、まともな人材(魯丹)は危険を察知して去っていきます。
この章句が説くこと
評価の公平性情実人事讒言社内政治ゴシップ