韓非子 / 喻老第二十一
有形之類,大必起於小;行久之物,族必起於少。故曰:「天下之難事必作於易,天下之大事必作於細。
書き下し
天下の難事は必ず易きより作り、天下の大事は必ず細より作る。
現代語訳
(老子の言葉)天下の難題も必ず簡単なこと(易)から起こり、天下の大事も必ず些細なこと(細)から起こる。
解説
名医の扁鵲は、桓公の病がまだ皮膚(腠理)にある「些細な(細)」段階で見抜いたが、桓公は「病まざるを治して以て功を為さんとす」と取り合わなかった。病は進行し、骨髄(骨髓)に達した時には手遅れとなり、桓公は死んだ。 組織の「些細な問題(腠理)」を放置すると、やがて経営の根幹(骨髓)を侵す「難事」になる。
この章句が説くこと
リスク管理早期発見コンプライアンス問題の放置組織の病
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