淮南子 / 時則訓
南方之極,自北戶孫之外,貫顓頊之國,南至委火炎風之野,赤帝、祝融之所司者,萬二千里。其令曰:爵有德,賞有功,惠賢良,救飢渴,舉力農,振貧窮,惠孤寡,憂罷疾,出大祿,行大賞,起毀宗,立無後,封建侯,立賢輔。
新字:南方之極,自北戸孫之外,貫顓頊之国,南至委火炎風之野,赤帝、祝融之所司者,万二千里。其令曰:爵有徳,賞有功,恵賢良,救飢渇,舉力農,振貧窮,恵孤寡,憂罷疾,出大禄,行大賞,起毀宗,立無後,封建侯,立賢輔。
書き下し
南方の極、北戶孫の外より、顓頊の國を貫き、南のかた委火炎風の野に至る、赤帝・祝融の司る所の者、萬二千里。其の令に曰く、有德に爵し、有功に賞し、賢良に惠し、飢渴を救い、力農を舉げ、貧窮を振い、孤寡を惠し、罷疾を憂え、大祿を出だし、大賞を行い、毀宗を起こし、無後を立て、侯を封建し、賢輔を立つ、と。
現代語訳
南の果ては、北向きの家のある土地の外から、顓頊の国を貫き、南は火を集める炎の風の野に至るまで、赤帝と祝融の司るところ、一万二千里である。その令はこう言う。徳のある者に爵を与え、功のある者に賞を与え、賢く善い者を恵み、飢えと渇きを救い、農に力を尽くす者を引き上げ、貧しく窮した者を助け起こし、みなしごとやもめを恵み、病み疲れた者を気遣い、大きな禄を出し、大きな賞を行い、絶えた家を起こし、跡継ぎのない家に後を立て、諸侯を封じ、賢い輔佐を立てよ。
解説
南は夏の方角で、令は十四か条すべてが「与える」で埋まります。爵・賞・恵み・救い・禄。目を引くのは末尾で、絶えた家を起こし跡継ぎのない家に後を立て、諸侯を封じ、賢い輔佐を立てる。人に物を配るだけでなく、途切れた家と空いた席を埋めることまで、与える仕事に数えられています。伸ばす季節にやるのは、この種類だ、と。
この章句が説くこと
南方の極赤帝・祝融の司る所有徳に爵し有功に賞し賢良に恵す大禄を出だし大賞を行う毀宗を起こし無後を立て侯を封建し賢輔を立つ五方南
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