韓非子 / 初見秦第一
一舉而霸王之名可成、...(中略)...而謀臣不為、引軍而退、...(中略)...此固以失霸王之道一矣。
新字:一舉而覇王之名可成、...(中略)...而謀臣不為、引軍而退、...(中略)...此固以失覇王之道一矣。
書き下し
一舉して覇王の名は成る可く、...(中略)...而るに謀臣為さず、軍を引きて退き、...(中略)...此れ固より以に覇王の道を失うの一なり。
現代語訳
この一度の行動で覇王としての名声が確立できたはずなのに、謀臣(幹部)は(進言を)せず、軍を引いて退却してしまった。(...)これが覇王となるチャンスを失った第一の失敗である。
解説
絶好の事業機会(一挙して覇王の名成る可く)が訪れても、経営幹部(謀臣)が決断を誤ったり、実行をためらったり(為さず)すれば、組織は決定的な成長機会を逃します。リーダーや参謀は、戦略的な好機を見極め、リスクを恐れず実行に移す決断力が求められます。機会の損失は重大な失敗です。
この章句が説くこと
機会損失戦略的決断実行力タイミングイノベーションのジレンマ決断力