論語 / 衛霊公篇
子曰、躬自厚而薄責於人、則遠怨矣。
書き下し
子曰わく、身をもって厚くし、人を責むること薄ければ、すなわち怨み遠し。
現代語訳
まず自分に厳しく、他人には寛く。恨みは離れていく。
解説
自分自身には厳しく、他人を責めることは少なくする。そうすれば恨まれることも少なくなる。孔子はこう教えます。自分の失敗には目をつぶりながら、他人の失敗にだけ厳しい人からは、いつのまにか人が離れていきます。逆に、自分に対しては高い基準を課しながら、他人の間違いには寛大な人のまわりには、自然と人が集まってきます。これは職場の上司と部下だけでなく、夫婦や親子、友人づきあいにもそのまま当てはまります。相手を責める前に、まず自分自身を振り返る。その姿勢を続けることが、結局はまわりからの信頼と、争いのない穏やかな関係を築くことにつながります。
この章句が説くこと
率先垂範規律謙虚さ信頼自己修養
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『春秋左氏伝』襄公二十一年 上の為す所は民の帰なり二十一年春、公晉に如きて師を拜し、及び邾の田を取るを拜するなり。邾の庶其漆・閭丘を以って來奔す。季武子公の姑姊を以って之に妻はせ、皆其の從者に賜有り。是に於いて魯に盜多し。季孫臧武仲に謂ひて曰く、「子盍ぞ盜を詰めざる」と。武仲曰く、「詰むべからざるなり。紇も又能はず」と。季孫曰く、「我に四封有りて、其の盜を詰む。何の故に可ならざる。子は司寇為り。將に盜を是れ務めて去らんとす。之を若何ぞ能はざらん」と。武仲曰く、「子外盜を召して大いに之に禮す。何を以ってか吾が盜を止めん。子は正卿為りて、外盜を來たす。紇をして之を去らしむるも、將た何を以ってか能くせん。庶其は邑を邾に竊みて以って來る。子姬氏を以って之に妻はせて、之に邑を與へ、其の從者も皆賜有り。若し大盜には之に禮するに、君の姑姊と其の大邑とを以ってし、其の次は皁牧輿馬、其の小なる者は衣裳劍帶ならば、是れ盜を賞するなり。賞して之を去る、其れ或いは難からん。紇や之を聞く、上位に在る者は其の心を洒濯し、壹にして以って人を待ち、其の信を軌度して、明らかに徵すべくして、而る後に以って人を治むべしと。夫れ上の為す所は、民の歸なり。上の為さざる所にして、民或いは之を為す。是を以って刑罰を加へて、敢へて懲りざる莫し。若し上の為す所にして民も亦た之を為すは、乃ち其の所なり。又禁ずべけんや。夏書に曰く、『茲を念ふも茲に在り、茲を釋くも茲に在り、名言するも茲に在り、允に出だすも茲に在り。惟れ帝功を念ふ』と。將に己に由りて壹なるを謂ふなり。信、己に由りて壹にして、而る後に功念ふべきなり」と。庶其は卿に非ざるなり。地を以って來る。賤しと雖も必ず書す。地を重んずるなり。
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説苑・善說魏の文侯大夫と酒を飲み、公乘不仁をして觴政と爲さしめて曰く、「飲みて釂さざる者は大白を以て浮せ。」文侯飲みて釂を盡くさず。公乘不仁擧げて君を浮すと曰う。君視て應えず。侍者曰く、「不仁退け、君已に醉えり。」公乘不仁曰く、「周書に曰く、『前車覆り、後車戒む。』蓋し其の危きを言うなり。人臣爲ること易からず、君爲ること亦た易からず。今君已に令を設くるに、令行われずんば可ならんや。」君曰く、「善し。」白を擧げて飲み、飲み畢りて曰く、「公勝不仁を以て上客と爲さん。」
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尚書・君牙爾が身克く正しければ、敢えて正しからざる罔し。
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人生の答えは、ぜんぶ古典に書いてあった。
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