韓非子 / 老第二十一
脣亡ぶれば而ち齒寒し。
書き下し
脣亡ぶれば而ち齒寒し。
現代語訳
唇がなくなれば、歯は寒々とする。(唇=虞、歯=自国)
解説
晋が虢を討つために虞に道借りを求めた。宮之奇は「(虞と虢は唇と歯の関係)唇が亡びれば歯が寒い。今日虢が滅びれば、明日は虞も滅びる」と諫めたが、虞君は目先の利益(垂棘の壁)に目が眩み、聞き入れなかった。結局、虢を滅ぼした晋は、帰りがけに虞を滅ぼした。 目先の小さな利益のために、共倒れのリスク(脣亡齒寒)や、戦略的な警告(宮之奇)を無視することの危険性。
この章句が説くこと
サプライチェーン共存共栄戦略的視点短期利益と長期利益リスク分析