荘子 / 則陽
魏瑩與田侯牟約,田侯牟背之。魏瑩怒,將使人刺之。
新字:魏瑩与田侯牟約,田侯牟背之。魏瑩怒,将使人刺之。
書き下し
魏の瑩(えい)田侯牟(でんこうぼう)と約す。田侯牟之に背く。魏瑩怒り、将に人をして之を刺さしめんとす。
現代語訳
魏の恵王・瑩が、斉の田侯牟と盟約を結んだ。ところが田侯牟がそれを裏切った。魏の恵王は怒り、刺客を送って彼を暗殺しようとした。
解説
たった一行の導入です。盟約を破られた君主が、怒って暗殺を企てる。ごく自然な反応です。ここから、四人の家臣が次々と意見を述べていきます。武力で攻めよ、いや戦は避けよ、いやその議論自体が乱の元だ。そして最後に、蝸牛の角の上の戦争という驚くべき話が出てきます。この導入の平凡さと、結末の壮大さの落差が、この一連の面白さです。
この章句が説くこと
魏瑩の怒り盟約の裏切り最初の反応四人の意見
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