師導古典を学びたいすべての人に

菜根譚 / 後集

自老視少,可以消奔馳角逐之心。自瘁視榮,可以絶紛華靡麗之念。

新字:自老視少,可以消奔馳角逐之心。自瘁視栄,可以絶紛華靡麗之念。

書き下し

老より少を視れば、以て奔馳角逐の心を消すべし。瘁(すい)より栄を視れば、以て紛華靡麗の念を絶つべし。

現代語訳

老いた立場から若さを見れば、走り回り競い合う心を消せる。衰えた立場から栄えを見れば、華やかで美しいものへの思いを絶てる。

解説

老いた目で、若さを見る。衰えた目で、栄えを見る。時間軸を先へ進めて、今を眺める。そうすれば、走り回り競い合う心が消える。いずれ終わると分かれば、今の必死さが自ずと緩むのです。視点の移動が、力みを抜きます。

この一句を、あなたの毎日に。

古典の教えを、今の状況に当てはめて考えてみる——師導があなたの学びと選択を支えます。

師導で古典を学ぶ