菜根譚 / 前集
建功立業者,多圓融之士;僨事失機者,必執拗之人。
新字:建功立業者,多円融之士;僨事失機者,必執拗之人。
書き下し
功を建て業を立つる者は、多く円融の士なり。事を僨(やぶ)り機を失う者は、必ず執拗の人なり。
現代語訳
功を建て業を立てる者は、多くが円満で融通の利く人物である。事を破り機を失う者は、必ず頑固で意固地な人である。
解説
何かを成し遂げる人は、状況に応じて考え方ややり方を柔軟に変えられます。一方、うまくいかない人は、自分のやり方に固執しがちです。大切なのは、目標を達成することであり、そのための手段は常に最善とは限りません。頑固にこだわり続けることは、時に目的そのものを見失わせ、新しい可能性を閉ざしてしまいます。変化を受け入れ、しなやかに対応する姿勢が、日々の生活や仕事で道を切り開く力になるでしょう。
この章句が説くこと
建功立業者多円融之士僨事失機者必執拗之人
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