菜根譚 / 前集
磨礪當如百煉之金,急就者,必非邃養;施為宜似千鈞之弩,輕發者,決無宏功。
新字:磨礪当如百煉之金,急就者,必非邃養;施為宜似千鈞之弩,軽発者,決無宏功。
書き下し
磨礪は当に百煉の金の如くなるべし。急就する者は、必ず邃養に非ず。施為は宜しく千鈞の弩に似るべし。軽発する者は、決して宏功無し。
現代語訳
磨き鍛えるのは、百度も鍛えた金のようであるべきだ。急いで仕上げた者は、必ず深く養われていない。実行するのは、千鈞の強弓のようであるべきだ。軽々しく放つ者は、決して大きな功がない。
解説
物事を深く学び、技術を磨くことは、何度も鍛え上げられた金のように時間をかけるべきです。また、何かを実行する際は、重い弓を引くように、軽々しく手を出さず、十分な準備と熟慮を重ねる必要があります。急いで仕上げたものは脆く、安易な行動からは大きな成果は生まれません。時間をかけて力を蓄え、慎重に臨む姿勢こそが、確かな質と大きな成功へと繋がるでしょう。
この章句が説くこと
磨礪当如百煉之金急就者必非邃養施為宜似千鈞之弩軽発者決無宏功