師導古典を学びたいすべての人に

菜根譚 / 前集

持身不可太皎潔,一切污辱垢穢,要茹納些;與人不可太分明,一切善惡賢愚,要包容得。

新字:持身不可太皎潔,一切污辱垢穢,要茹納些;与人不可太分明,一切善悪賢愚,要包容得。

書き下し

身を持するには太(はなは)だ皎潔なるべからず。一切の汚辱垢穢、些かを茹納するを要す。人に与するには太だ分明なるべからず。一切の善悪賢愚、包容し得るを要す。

現代語訳

身の処し方は、あまりに清らかすぎてはならない。すべての汚れや辱めを、いくらか呑み込むべきだ。人との接し方は、あまりに明確すぎてはならない。すべての善悪や賢愚を、包み容れるべきだ。

解説

自分自身の振る舞いは、あまりにも清廉潔白であろうとしすぎないこと。また、人との関わりにおいて、物事を白黒はっきりさせすぎないことが大切です。世の中には、不完全なことや曖昧な状況が常に存在します。それらをある程度受け入れ、多様な善悪や賢愚を包み込む柔軟な姿勢が、人との間に温かい関係を築き、より広い視野で物事を捉える助けとなるでしょう。

この章句が説くこと

持身不可太皎潔要茹納些与人不可太分明要包容得

この一句を、あなたの毎日に。

古典の教えを、今の状況に当てはめて考えてみる——師導があなたの学びと選択を支えます。

師導で古典を学ぶ
いま登録すると、7日間すべての機能を無料でお試しいただけます。 無料ではじめる