菜根譚 / 前集
處富貴之地,要知貧賤的痛癢;當少壯之時,須念衰老的辛酸。
新字:処富貴之地,要知貧賤的痛癢;当少壮之時,須念衰老的辛酸。
書き下し
富貴の地に処らば、貧賤の痛癢を知るを要す。少壮の時に当たらば、須らく衰老の辛酸を念うべし。
現代語訳
富貴の地位にあれば、貧賤の痛みを知るべきだ。若く壮んな時にあれば、老い衰えた者の辛さを思うべきだ。
解説
恵まれた状況にある時こそ、苦境にある人の気持ちを想像してみる。また、若く元気なうちに、老いや衰えに伴う大変さを心に留めておく。これは、今自分が経験していない状況を深く理解しようとする想像力の大切さを教えてくれます。人はつい自分の立場だけで物事を判断しがちですが、いずれ自分も異なる立場になることを思えば、他者への配慮や未来への備えが自然と生まれるでしょう。
この章句が説くこと
処富貴之地要知貧賤的痛癢当少壮之時須念衰老的辛酸