師導古典を学びたいすべての人に

菜根譚 / 前集

士君子處權門要路,操履要嚴明,心氣要和易,毋詭隨而陷腥羶之黨,亦毋矯激而忘蜂蠆之危。

新字:士君子処権門要路,操履要厳明,心気要和易,毋詭随而陥腥羶之党,亦毋矯激而忘蜂蠆之危。

書き下し

士君子、権門要路に処らば、操履は厳明なるを要し、心気は和易なるを要す。詭随して腥羶(せいせん)の党に陥る毋かれ。亦た矯激にして蜂蠆(ほうたい)の危を忘るる毋かれ。

現代語訳

士君子が権力の門や要職にあれば、行いは厳しく明らかであるべきで、心持ちは和やかで穏やかであるべきだ。曲げて従って、生臭い徒党に陥ってはならない。また、過激になって、蜂やサソリの危険を忘れてはならない。

解説

権力の近くでは、行いは厳しく、態度は柔らかく。そして、迎合もせず、過激にもならない。二つの落とし穴が示されます。染まるか、突っ張るか。どちらも危ない。中間を歩くのが、最も難しいのです。

この一句を、あなたの毎日に。

古典の教えを、今の状況に当てはめて考えてみる——師導があなたの学びと選択を支えます。

師導で古典を学ぶ