菜根譚 / 前集
青天白日的節義,自暗室屋漏中培來;旋乾轉坤的經綸,自臨深履薄處繅出。
新字:青天白日的節義,自暗室屋漏中培来;旋乾転坤的経綸,自臨深履薄処繅出。
書き下し
青天白日の節義は、暗室屋漏の中より培い来たる。乾を旋(めぐ)らし坤を転ずるの経綸は、深きに臨み薄きを履むの処より繅(く)り出す。
現代語訳
青空白日のような節義は、暗い部屋の隅から培われてくる。天地を回すような経綸は、深淵に臨み薄氷を履む所から繰り出される。
解説
誰も見ていない暗い部屋での地道な行いが、やがて公明正大な振る舞いとして表れるように、大きな成功や立派な功績は、人知れぬ場所での積み重ねから生まれます。まるで深淵に臨み薄氷を踏むような、細心の注意を払う経験が、やがて世の中を動かすような大きな力へと繋がっていくのです。華やかな成果ばかりに目を奪われがちですが、日々の地味な努力や、困難な状況で培われる慎重さこそが、真の力を育む土台となります。見えない場所での努力の価値を、私たちはもっと大切にすべきでしょう。
この章句が説くこと
青天白日的節義自暗室屋漏中培来自臨深履薄処繅出