菜根譚 / 前集
小處不滲漏,暗處不欺隱,末路不怠荒,纔是個真正英雄。
新字:小処不滲漏,暗処不欺隠,末路不怠荒,纔是個真正英雄。
書き下し
小処に滲漏せず、暗処に欺隠せず、末路に怠荒せず。纔めて是れ個の真正の英雄なり。
現代語訳
小さな所で漏らさず、暗い所で欺き隠さず、終わりの道で怠り荒れない。それでこそ、本当の英雄である。
解説
些細なことにも手を抜かず、人目がない場所でも不正をせず、困難な状況や終わり際でも気を緩めない。こうした姿勢こそが、真に尊敬される人物の証であるとこの一節は語ります。派手な功績や目立つ活躍だけでなく、日々の地道な努力や、誰も見ていない場所での誠実な振る舞いが、その人の本質を形作ります。特に、物事の終盤や逆境に直面した時にこそ、真価が問われるのではないでしょうか。
この章句が説くこと
小処不滲漏暗処不欺隠末路不怠荒纔是個真正英雄