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菜根譚 / 前集

靜中念慮澄澈,見心之真體;閒中氣象從容,識心之真機;淡中意趣沖夷,得心之真味。觀心證道,無如此三者。

新字:静中念慮澄澈,見心之真体;閒中気象従容,識心之真機;淡中意趣沖夷,得心之真味。観心證道,無如此三者。

書き下し

静中に念慮澄澈なれば、心の真体を見る。閒中に気象従容なれば、心の真機を識る。淡中に意趣沖夷なれば、心の真味を得。心を観じ道を証するに、此の三者に如くは無し。

現代語訳

静けさの中で思いが澄み切れば、心の本体を見る。暇な中で気配がゆったりすれば、心の本当の働きを知る。淡白な中で趣が穏やかであれば、心の本当の味わいを得る。心を観じ道を証するのに、この三つに勝るものはない。

解説

静か、暇、淡白。三つとも、何もない状態です。忙しさや刺激の中では、心は見えません。「この三つに勝るものはない」。特別な修行より、何もない時間を持つこと。それが最も確実な道だと言います。

この一句を、あなたの毎日に。

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