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菜根譚 / 前集

苦心中,常得悅心之趣;得意時,須防失意之悲。

書き下し

苦心の中に、常に悦心の趣を得。得意の時に、須らく失意の悲しみを防ぐべし。

現代語訳

苦しい心の中に、常に心が悦ぶ趣を得る。得意な時に、失意の悲しみを防ぐべきである。

解説

苦しい状況の中にこそ、心が喜ぶような発見や楽しみが隠されている。そして、物事がうまくいっている得意な時こそ、その後に訪れるかもしれない失意の悲しみに備えるべきだと教えています。人生のあらゆる局面には、必ずその逆の側面が潜んでいるものです。困難な時に絶望の淵に沈まず、小さな希望を見出すこと。成功している時に有頂天にならず、謙虚な気持ちを忘れないこと。今の感情や状況が永遠に続くわけではないと理解することで、私たちはどんな時も心のバランスを保ち、よりしなやかに日々を生き抜くことができるでしょう。

この章句が説くこと

苦心中常得悦心之趣得意時須防失意之悲

この一句を、あなたの毎日に。

古典の教えを、今の状況に当てはめて考えてみる——師導があなたの学びと選択を支えます。

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