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菜根譚 / 前集

人心有一部真文章,都被殘編斷簡封錮了;有一部真鼓吹,都被妖姬豔舞湮沒了。學者須掃除外物,直覓本來,纔有個真受用。

新字:人心有一部真文章,都被残編断簡封錮了;有一部真鼓吹,都被妖姬豔舞湮没了。學者須掃除外物,直覓本来,纔有個真受用。

書き下し

人心に一部の真文章有り。都(すべ)て残編断簡に封錮せらる。一部の真鼓吹有り。都て妖姫豔舞に湮没せらる。学者は須らく外物を掃除し、直ちに本来を覓(もと)むべし。纔(はじ)めて個の真受用有り。

現代語訳

人の心に、一つの本当の文章がある。それがみな、切れ切れの書物に封じ込められている。一つの本当の音楽がある。それがみな、妖艶な舞に埋もれている。学ぶ者は、外の物を掃き除け、まっすぐ本来のものを求めるべきだ。それでこそ本当の効用がある。

解説

本当のものは、自分の中にある。ところが、外から入れた知識や刺激が、それを覆い隠している。「外の物を掃き除け」。足すのではなく、除く。学ぶことが、かえって本来を見えなくすることがあるのです。

この一句を、あなたの毎日に。

古典の教えを、今の状況に当てはめて考えてみる——師導があなたの学びと選択を支えます。

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