菜根譚 / 前集
學者要收拾精神,併歸一路。如修德而留意於事功名譽,必無實詣;讀書而寄興於吟詠風雅,定不深心。
新字:學者要収拾精神,併歸一路。如修徳而留意於事功名誉,必無実詣;読書而寄興於吟詠風雅,定不深心。
書き下し
学者は精神を収拾し、併せて一路に帰するを要す。徳を修めて事功名誉に意を留むるが如きは、必ず実詣無し。書を読みて吟詠風雅に興を寄すれば、定めて心を深くせず。
現代語訳
学ぶ者は、精神を集めて、一つの道に帰することが必要だ。徳を修めながら、成果や名誉に心を留めるようでは、必ず実際の到達はない。書を読みながら、詩歌や風流に興を寄せれば、必ず心を深められない。
解説
徳を修めながら、名誉も欲しい。本を読みながら、風流も楽しみたい。どちらも中途半端になります。「精神を集めて、一つの道に帰する」。二兎を追うのではなく、一つに絞る。集中とは、他を捨てることなのです。