菜根譚 / 前集
寧守渾噩而黜聰明,留些正氣還天地;寧謝紛華而甘澹泊,遺個清名在乾坤。
新字:寧守渾噩而黜聰明,留些正気還天地;寧謝紛華而甘澹泊,遺個清名在乾坤。
書き下し
寧ろ渾噩を守りて聡明を黜(しりぞ)け、些かの正気を留めて天地に還さん。寧ろ紛華を謝して澹泊に甘んじ、個の清名を遺して乾坤に在らしめん。
現代語訳
むしろ素朴さを守って聡明さを退け、いくらかの正しい気を残して天地に返そう。むしろ華やかさを断って淡白に甘んじ、一つの清らかな名を残して天地に置こう。
解説
ビジネスにおいて、リーダーはしばしば短期的な成果や華やかな戦略を求められます。しかし、この一節は、外部の評価や見せかけの賢さよりも、本質的な素朴さや誠実さを守ることの重要性を示唆しています。目先の利益に囚われず、天地に恥じない普遍的な価値観を基準とすることで、組織はより強固で持続可能な基盤を築くことができるでしょう。
この章句が説くこと
寧守渾噩而黜聡明留些正気還天地基準を外に置かない