菜根譚 / 前集
事窮勢蹙之人,當原其初心;事當功成行滿,要觀其末路。
新字:事窮勢蹙之人,当原其初心;事当功成行満,要観其末路。
書き下し
人の事窮まり勢い蹙(せま)るに至らば、宜しく其の初心を原(たず)ぬべし。士は行い満ち功成るに当たらば、其の末路を観るを要す。
現代語訳
人が行き詰まり勢いが尽きた時は、その初心を尋ねるべきである。士が行いが満ち功が成った時は、その末路を見るべきである。
解説
プロジェクトが行き詰まり、勢いが失われた時、リーダーは当初の目的やビジョンに立ち返ることで、新たな解決策を見出すヒントを得られます。反対に、順調に成功を収めた時には、その後の展開や潜在的なリスクを予測し、慢心を戒めることが重要です。過去と未来の視点を行き来することで、リーダーは現状に囚われず、常に冷静かつ戦略的な判断を保てるでしょう。
この章句が説くこと
人至事窮勢蹙宜原其初心士当行満功成要観其末路