師導古典を学びたいすべての人に

菜根譚 / 前集

處世不必邀功,無過便是功;與人不求感德,無怨便是德。

新字:処世不必邀功,無過便是功;与人不求感徳,無怨便是徳。

書き下し

世に処するに必ずしも功を邀(もと)めず。過ち無きは便ち是れ功なり。人に与うるに徳に感ずるを求めず。怨み無きは便ち是れ徳なり。

現代語訳

世に処するのに、必ずしも功を求めない。過ちがなければ、それが功である。人に施すのに、恩を感じてもらおうとしない。怨まれなければ、それが徳である。

解説

手柄を立てなくても、過ちがなければ十分。感謝されなくても、恨まれなければ十分。目標を、大きく下げています。しかしこれは諦めではありません。功を求めれば無理をし、感謝を求めれば恩を着せる。求めないことが、結果を良くするのです。

この一句を、あなたの毎日に。

古典の教えを、今の状況に当てはめて考えてみる——師導があなたの学びと選択を支えます。

師導で古典を学ぶ