菜根譚 / 前集
居軒冕之中,不可無山林的氣味;處林泉之下,須要懷廊廟的經綸。
新字:居軒冕之中,不可無山林的気味;処林泉之下,須要懐廊廟的経綸。
書き下し
軒冕の中に居るも、山林の気味無かるべからず。林泉の下に処るも、須らく廊廟の経綸を懐くを要すべし。
現代語訳
高位にあっても、山林の趣を欠いてはならない。野に隠れていても、朝廷を治める志を抱いているべきである。
解説
高い地位にあるリーダーは、権力に溺れず、隠者のような謙虚さと広い視野を持つべきです。一方で、現場や裏方にいる人材も、組織全体を動かすような大きな志や戦略的思考を忘れてはなりません。自身の立場に固執せず、常に逆の視点や可能性を心に抱くことで、リーダーは多角的な視点を養い、組織全体を活性化させるバランスの取れた経営が可能になります。
この章句が説くこと
居軒冕之中不可無山林的気味処林泉之下須要懐廊廟的経綸