師導古典を学びたいすべての人に

菜根譚 / 前集

糞蟲至穢,變為蟬而飲露於秋風;腐草無光,化為螢而耀采於夏月。固知潔常自污出,明每從晦生也。

新字:糞虫至穢,変為蟬而飲露於秋風;腐草無光,化為蛍而耀采於夏月。固知潔常自污出,明毎従晦生也。

書き下し

糞虫は至って穢し。変じて蝉と為りて露を秋風に飲む。腐草は光無し。化して蛍と為りて采を夏月に耀かす。固より知る、潔は常に汚より出で、明は毎に晦より生ずるを。

現代語訳

糞虫は極めて汚い。それが蝉に変わって、秋風の中で露を飲む。腐った草は光がない。それが蛍に化して、夏の月に光を輝かせる。もとより分かる。清らかさは常に汚れから出て、明るさはいつも暗さから生じることを。

解説

「清らかさは汚れから出て、明るさは暗さから生じる」。汚い糞虫が蝉になり、腐った草が蛍になる。今が汚れているからといって、それが終わりではありません。むしろ、汚れの中からしか、清らかさは生まれないのです。

この一句を、あなたの毎日に。

古典の教えを、今の状況に当てはめて考えてみる——師導があなたの学びと選択を支えます。

師導で古典を学ぶ