菜根譚 / 前集
好動者,雲電風燈;嗜寂者,死灰槁木。須定雲止水中,有魚躍鳶飛氣象,纔是有道的心體。
新字:好動者,雲電風灯;嗜寂者,死灰槁木。須定雲止水中,有魚躍鳶飛気象,纔是有道的心体。
書き下し
動を好む者は、雲電風燈なり。寂を嗜む者は、死灰槁木なり。須らく定雲止水の中に、魚躍り鳶飛ぶの気象有るべし。纔(はじ)めて是れ有道の心体なり。
現代語訳
動くことを好む者は、稲妻や風前の灯である。静けさを好む者は、冷えた灰や枯れ木である。止まった雲と静かな水の中に、魚が跳ね鳶が飛ぶ気配があるべきだ。それでこそ道ある人の心のあり方である。
解説
組織運営や個人の働き方において、常に活動的であることだけが良しとされたり、逆に停滞を良しとしたりする極端な状態は、持続可能性を損ないます。この教えは、表面的な「静けさ」の中に、本質的な「活力」や「変化の兆し」を秘めている状態が理想的だと示唆します。落ち着いた意思決定の裏には、常に市場やチームの動向を敏感に察知し、必要な時に迅速に動ける準備がある。このような「静と動の均衡」こそが、リーダーに求められる心のあり方でしょう。
この章句が説くこと
定雲止水中有魚躍鳶飛気象纔是有道的心体静と生