菜根譚 / 前集
事事留個有餘不盡的意思,便造物不能忌我,鬼神不能損我。若業必求滿,功必求盈者,不生內變,必召外憂。
新字:事事留個有余不尽的意思,便造物不能忌我,鬼神不能損我。若業必求満,功必求盈者,不生内変,必召外憂。
書き下し
事事に個の有余不尽の意思を留めば、便ち造物も我を忌む能わず、鬼神も我を損なう能わず。若し業は必ず満を求め、功は必ず盈を求むる者は、内変を生ぜずんば、必ず外憂を召く。
現代語訳
事ごとに余りを残す気持ちを留めておけば、造物主も自分を憎めず、鬼神も自分を損なえない。もし事業に必ず満ちることを求め、功に必ず満ちることを求めれば、内に変事が生じないなら、必ず外の憂いを招く。
解説
事業計画や目標設定において、常に完璧や最大化を目指すことは、一見すると理想的ですが、実際には予期せぬリスクや過度なプレッシャーを生むことがあります。この教えは、あえて「余白」や「余裕」を残すことの重要性を示唆しています。資源や時間、能力に少しのゆとりを持たせることで、変化への適応力が高まり、予期せぬ問題にも柔軟に対応できるでしょう。すべてを取り切ろうとしない抑制の姿勢が、持続的な成長と安定をもたらす秘訣と言えます。
この章句が説くこと
事事留個有余不尽的意思業必求満功必求盈者必召外憂