菜根譚 / 前集
蓋世功勞,當不得一個矜字;彌天罪過,當不得一個悔字。
新字:蓋世功労,当不得一個矜字;弥天罪過,当不得一個悔字。
書き下し
蓋世の功労も、一個の矜の字に当たるを得ず。弥天の罪過も、一個の悔の字に当たるを得ず。
現代語訳
世を覆うほどの功労も、一つの「誇る」という字には敵わない。天に満ちるほどの罪過も、一つの「悔いる」という字には敵わない。
解説
どんな大功も、誇った瞬間に消える。どんな大罪も、悔いれば消える。功と罪の重さを決めるのは、その後の一字なのです。功績を誇らないこと、過ちを悔いること。それだけで、すべてが変わります。