菜根譚 / 前集
面前的田地要放得寬,使人無不平之歎;身後的惠澤要流得長,使人有不匱之思。
新字:面前的田地要放得寛,使人無不平之嘆;身後的恵沢要流得長,使人有不匱之思。
書き下し
面前の田地は寛く放ち得んことを要す。人をして不平の歎無からしむ。身後の恵沢は長く流れ得んことを要す。人をして不匱の思い有らしむ。
現代語訳
目の前の土地は、広く放っておきたい。人に不満の嘆きがないようにするためだ。死後に残す恵みは、長く流れるようにしたい。人に尽きることがないと思わせるためだ。
解説
リーダーシップにおいて、目先の利益や自分の取り分を最大化するのではなく、周囲に「余地を残す」姿勢が重要です。チームやパートナーに寛容な姿勢で接することで、不満を減らし、協力関係を深めることができます。さらに、残す成果や影響は、一時的なものでなく、長く持続する「恵沢」となるよう努めるべきです。これは、短期的な自己利益を超え、組織や社会に永続的な価値をもたらすという、真のリーダーの視点を示唆しています。
この章句が説くこと
面前的田地要放得寛身後的恵沢要流得長余地を残す