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菜根譚 / 前集

醲肥辛甘非真味,真味只是淡;神奇卓異非至人,至人只是常。

書き下し

醲肥辛甘は真味に非ず。真味は只だ是れ淡なり。神奇卓異は至人に非ず。至人は只だ是れ常なり。

現代語訳

濃厚で脂っこく、辛く甘い味は、本当の味ではない。本当の味は、ただ淡いだけである。神秘的で並外れているのは、至高の人ではない。至高の人は、ただ普通なだけである。

解説

「至高の人は、ただ普通なだけである」。この一句が中心です。優れた人は、変わった人ではありません。濃い味は、すぐ飽きる。淡い味が、毎日食べられる。並外れた個性を求める人ほど、長続きしません。日々を淡々と続けられることが、非凡なのです。

この一句を、あなたの毎日に。

古典の教えを、今の状況に当てはめて考えてみる——師導があなたの学びと選択を支えます。

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