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菜根譚 / 前集

疾風怒雨,禽鳥戚戚;霽日光風,草木欣欣。可見天地不可一日無和氣,人心不可一日無喜神。

新字:疾風怒雨,禽鳥戚戚;霽日光風,草木欣欣。可見天地不可一日無和気,人心不可一日無喜神。

書き下し

疾風怒雨には、禽鳥も戚戚たり。霽日光風には、草木も欣欣たり。見るべし、天地は一日も和気無かるべからず、人心は一日も喜神無かるべからざるを。

現代語訳

激しい風と雨には、鳥も悲しげである。晴れた日と穏やかな風には、草木も喜ばしげである。ここから分かる。天地は一日も和やかな気を欠いてはならず、人の心は一日も喜びの心を欠いてはならない。

解説

嵐の日は、鳥も沈みます。晴れた日は、草木も喜ぶ。天気が生き物の気分を変えるように、上に立つ人の空気が、周囲の気分を変えます。「一日も和やかな気を欠いてはならない」。厳しさは必要ですが、それだけでは、みな萎縮するのです。

この一句を、あなたの毎日に。

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